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当ブログは07thExpansion様の「うみねこのなく頃に」の真相を、ゆる~くまったり推理してみるファンページです。
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展開編のEP5はヒントに溢れていて、ここで提示されたトリックや情報を元にEP1~4を見直せば90%以上のトリックが解けるようになっています。
残りの10%はEP6の「ベアトリーチ
ェの心臓に関わるトリック」ですが・・・。

ついでに言うなら、EP5・6のヒントはEP4のお茶会の焼き直しです。
EP5・6を解いた後にEP4を読みなおせば、全く同じヒントが提示されている事に気が付く筈です。
だからEP4ま
でで解けます、と言う作者の言葉は真実なのですが、よくまあこんなに分かりにくく伏線を張ってますね。と溜息が出そうになる部分でもあります。


・真里亞は誰に魔女の手紙を貰ったのか?


まず、真里亞が会ったと主張するベアトリーチェ像について纏めてみます。
これは各EPでブレが無くて「毎年島で会っていて友達。肖像画そっくりで魔女。真里亞を黄金郷に連れていくと約束してくれた」で一致しています。
そんな人物が実在するかどうか、が出題編の大きな謎だったのですが、EP4の情報から見てこれは間違いないと思います。

EP4の未来縁寿が真里亞の魔道書に真里亞より年齢が上の人物と思しき筆跡の書き込み・サインを確認しているし、この筆跡がボトルメールと同一だと大月教授が証言しています。
更にボトルメールの筆跡は少なくとも真里亞のものでは無いとの鑑定結果が出ています。
そして肖像画そっくりの女が六件島に居る事をEP4の戦人が目撃しています。
2階のバルコニーと1階の玄関で多少の距離がありますが、戦人は顔を見て「肖像画そっくりだ」と感想を述べています。
EP4までの戦人は探偵なので主観を偽れない。ここは信頼性が高いと思います。
そしてバルコニーの女と会う前に戦人は電話で待ち合わせの約束をした。それを取り次いだのは真里亞で、親しげに会話していた。
以上の事から、真里亞にベアトリーチェと名乗る友人が居た事は非常に可能性が高い、との結論になります。

それでは彼女は誰でしょうか。
提示された情報によると、当主の指輪の持ち主で、ボトルメールの作者で、かつて九羽鳥庵に住んだ女性と瓜二つ。
そしておそらくはラムダを後継人に魔女となった人間にして本来のGM。

可能性は大きく分けて2つ。
親族・使用人の誰かが1人2役の変装をしているか、未知のXにあたる金蔵の愛人がいるか。
体格と年齢の問題があるので、変装を疑うなら朱志香・紗音・嘉音の3人が候補かな?

4人の候補者が出るけれど、全員物語中でベアトリーチェの可能性を否定する要素があります。
ここで読者は思考の袋小路に入り込むのですが、まずは4人ぞれぞれの「ベアトリーチェじゃないと思われる部分」を挙げてみます。

最初に未知のX。これはノックス第1条「犯人は物語当初の登場人物以外を禁ず」に引っ掛かります。

次に朱志香はEP1ラストでベアトリーチェらしき人影が現れた時、その場に同席しています。また真里亞がベアトリーチェから手紙を貰った時間帯を含め、常に戦人と一緒にいるのでアリバイが非常に固いです。

紗音はEP2・夏妃の部屋で額に穴が開いた状態で死んでいて、源次が言う「書斎にいる真相を知る誰か」になれません。
同じくEP2の真里亞がベアトリーチェに会った時間帯、紗音は給仕をしているので薔薇庭園にいたとするのは少々苦しい部分。

嘉音はEP2・3・4と途中で赤字死亡宣言が出るので、その後の手紙や碑文殺人の実行者・指示者になれません。

・・・とまあ、一応全員ベアトリーチェになれないので、なら魔女は実在か?と思わせるように出来てるんですが、ミステリー的に考えれば正解は嘉音しかない事に気が付きます。

何故かと言うと、EP5で「出題編の戦人主観は嘘を付いてない」「未知のXなんて考えたら負け」とある意味ミステリーのお約束が保障されていて
これを踏まえて考えると「未知のXがベアトリーチェ」は否定されます。

そして戦人の前でベアトリーチェと同席した事のある朱志香も対象外です。分身なんて無理だし。

紗音はEP2の死体が替え玉の可能性もあるから多少は可能性があるけど、それにしても戦人は紗音の顔を正面・至近距離から見ている訳で、これを見誤るなら戦人は相当目が悪いかと。
せめて死体の後ろ姿しか見てない、とかなら誤解してもおかしくない場面なんですけどね。

嘉音は確かにベアトリーチェが最大のアリバイ保障とも言うべき「死亡宣言」を何度も出すのですが、これって嘉音がベアトリーチェ本人だとしたらどうでしょうね。
探偵にアリバイを聞かれて正直に答える犯人はいない訳で、普通ミステリー小説の犯人は自分が疑われないよう何らかの偽装をするものです。
赤字は確かに真実だろうけど、ベアトリーチェは自分の正体を誤魔化すために嘉音のアリバイを誤解させるルールを導入してるんじゃないか?言葉遊びのトリックじゃないの?と疑ってみる部分だと思います。
数ある証拠・証言の内、犯人に関する事が嘘なのはお約束なので。

・・・ただ、これでベアトリーチェの正体の考察終了!とすると怒られそうなので(誰にだよ)、真面目にEP5及び碑文殺人について考えてみます。

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