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当ブログは07thExpansion様の「うみねこのなく頃に」の真相を、ゆる~くまったり推理してみるファンページです。
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カケラ世界に登場したクレル。この姿はベアトリーチェの正体が分からない人間への「まやかし」。

クレル自身は自分をみすぼらしい姿、と言ってますが、似たような事をEP3の「南條殺し」でも言ってます。
魔女幻想が破れたら自分は本当の姿を晒してしまう。だから見ないで欲しい、と。
ベアトリーチェを演じた人間、多分嘉音にとって、普段の男の子の姿は好きじゃない。何ででしょうね、学園祭で「チョー可愛い」とか言われてたのに。

あれですか、やっぱり貧乳だから?「私は貧乳で悩んでいます」てお悩み相談に書いてしまう位、絶壁だからですか?(このネタ、分かる人いるのだろうか・・・)

異なる世界の自分。魔女となったベアトリーチェと、次期党首として育てられた理御。
この2人の分岐点は19年前、あるいは20年前でしょうか。夏妃に落とされたか否かを分岐とするなら19年前、そもそも誰から生まれたかを問題にするなら20年前。

理御は九羽鳥庵ベアトリーチェの子供だと思うけど(金蔵の特別扱いを見るに)、嘉音に対する金蔵の扱いは愛する人の子供へのそれじゃないですよ。どちらかと言えば、九羽鳥庵ベアトへの扱い(愛する人の代用品)と似ています。
19年前の赤ん坊が崖の下に落ちた時、金蔵は「またしても私の元から逃げていくか、抜け殻に用はない、打ち捨てろ!」と夏妃に向かって言ってますよね。これが赤ん坊をベアトリーチェの代用品にしようとしていた何よりの証拠だと思います。

だから、理御と嘉音では、夏妃に預けられた目的がそもそも違ってるんだと思うんですよ。あるいは理御も嘉音も最初は同じ目的だったけど、理御の場合は途中で孫(子供)として可愛がろうと気持ちを改めたのか。
どちらにしても、19男の出生の話、個人的には腑に落ちないので、この辺はEP8待ちです。



特に根拠のない話をしてしまうと。推理というより、お話的にありそうな事を先回りして考える的な発想なのですが。
金蔵さんは初代ベアトリーチェを強引に自分のモノにして監禁した。EP7の金蔵の告白とは異なる真実ですが、出題編でベアトリーチェが語った過去・お茶会のハラワタを考えるに、こっちの可能性のが高そうだと踏んでいます。
作中で語られる金蔵の性格は、非常に自己中心的で強引・それでいて変な所でロマンチストです。
自己中心的で強引なのは子供・孫に自分趣味の凄いネーミングをしたり、絵羽に自分の女性像を押し付けようとしたり。森の中に女性を軟禁したりする所から。
ロマンチストなのは、いつか使えるかもしれないと碑文の仕掛けを設置したり、ベアトリーチェと結婚する為の礼拝堂を作ったり。九羽鳥庵が少女趣味の可愛い屋敷だった事から推測されます。
九羽鳥庵が可愛い屋敷なのは九羽鳥庵ベアトリーチェの趣味じゃないでしょう。おそらく彼女は与えられる物をそのまま受け取っていただけです。金蔵のイメージする理想のベアトリーチェの屋敷を金蔵が作ってるだけだったんでしょう。割と少女趣味・・と言うか、九羽鳥ベアトには無垢なイメージを抱いてた筈です。

初代ベアトリーチェことビーチェは金蔵を愛さなかった。金蔵の片思いだった。彼女の死後、娘を身代りにしようと考えた場合、ロマンチストな所のある金蔵さんは今度こそ彼女と相思相愛の仲を目指したんじゃないでしょうか。礼拝堂で結婚出来るような。
九羽鳥ベアトは楼座に金蔵と時々会ってる事を語ったらしいですが、この部分の回想で楼座は九羽鳥ベアトが悲しそうだった・辛そうだったとは思っていないです。多分金蔵は、九羽鳥ベアトに対して嫌われるような、強引な事は出来かねていたんでしょう。彼女は恋愛感情自体を知っているのかすら怪しい女性なので。
金蔵以外に九羽鳥ベアトの気持ちを持って行きそうな男性は九羽鳥庵に居ないし、金蔵は時間をかけてゆっくり口説けばいいや、と思ってたんじゃないでしょうか。

でも、これが19年前の赤ん坊となると、話はちょっと違います。
そもそもの金蔵の目的は同じだと思います。相思相愛の仲になって、今度こそベアトリーチェに微笑んで貰いたい。その為に可愛がって育てる。
ただし19年前の赤ん坊、出題編のベアトリーチェは九羽鳥庵のベアトリーチェと違って大勢の人間に触れる機会がありました。そして孫の戦人に恋をします。
ベアトリーチェの依り代に意中の人間がいないなら、のんびりと口説こうとも思えるでしょうが、彼女に他に好きな人間が出来たなら話は別です。裏切りに腹も立つだろうし、悠長に時間をかけて口説こうなんて思ってる場合じゃないです。物語的にありがちな展開としては、「そんな男、わしは認めんぞ!お前は俺のモノだ!」「いや、何をするんですかー!!」・・・なんて感じだと思うんですけど。
オペラ座の怪人のあらすじとか知りませんか?あれも、ファントムは最初クリスティーヌに紳士的に振る舞うんだけど、秘密が暴露されたりクリスティーヌに意中の人間ができる事で、どんどん嫉妬に狂って強引な方向に行ってしまうんですよ。
金蔵さんも似たような事を19年前の赤ん坊(嘉音)にしたんじゃないかと。少なくとも、九羽鳥庵ベアトに金蔵が手を出してたと言われるより、19年前の赤ん坊でありベアトリーチェでもある嘉音に金蔵が手を出しちゃった、と言われる方が納得がいきます。伏線的にも。
ただ、それって物理的に(下品でゴメンナサイ)可能だったのかな・・と疑問もあって。アレコレどうの、と言うよりも、ベットに首輪で縛りつけるような辱め系のプレイでもしちゃったんですかね?
EP4で「金蔵がいる所で口説くなよ、こいつ本気でヤキモチを焼くから性質が悪いぜー!」とベアトリーチェはコメントしてますし。これが真相なら、まぁ、隠したいよね・・・と思わなくもないような。

ただ、こういう真相がEP8で出ちゃったら、若いお嬢さん・お兄さん方は受け付けられるんでしょうかね。EP7の金蔵ですら拒否反応でてる人、多そうなので。私も想像の範囲内とはいえ本編で語られると精神的にジワジワと来るものがありました。
うみねこは悪人を徹底的に悪人にする、と作者さんが以前にコメントしてましたが、EP8で私の想像が当たってたら微妙に嫌だなーと思わなくもないです。



そして理御の「全然動機とか、分からないんですけど」のコメントに地味に笑ってしまいます。確かにこれほど「なるほど、分からん」を体感する事はないです。理解不能=嘘、のヒントでいいんですかね??



そしてベアトリーチェは莫大な財産を持っていた。まぁ、これは出題編でも、実際に彼女が金塊を持ってないと話が成立しないと霧江が指摘しているし、金庫の1億円からも想像が付く事です。

でも、ベアトリーチェが碑文を解いてたってのは・・・うーん、どうだろう。黄金部屋には碑文を解く以外の通路もあるし、何より部屋の構造が貴賓室と全く同じなのが気になります。あそこって元々、ベアトリーチェ(てか嘉音)がこっそり育てられた部屋なんじゃないかと思うんですよ。魔女の喫煙室は真っ暗、とEP4で言われてますよね。これって彼女が地下・あるいは日のささない場所で育った暗喩だろうと思ってるんです。
碑文を解くまでもなく、黄金の在り処は知ってたんじゃないかと。そもそも碑文の解き方を知っていたなら、目的の人間に解答を教えちゃえば良いだろうと思うし。

クレルは「運命のルーレットに任せた」と言ってますが、そのルーレットの目として期待したのは譲治や朱志香ではありません。明確に戦人が対象なのは、出題編の碑文殺人で戦人が毎回生き残る事からもハッキリしています。
うーん、やっぱり紗音と嘉音の事を混ぜて語られると分かりにくいなぁ・・・・。細かい所で矛盾が多いですよ、この2人が同一人物だと。



そして6年前の話。
「生まれてくる子も・・・戦人も、俺の子だ」
霧江の産院を留弗夫が手配した話なんかが本当なら、ほぼ間違いなく戦人は霧江と留弗夫の子供でしょうね。留弗夫が戦人を可愛がっている事、こういう発言あたりから窺い知る事が出来ます。
地獄に特上の席をリザーブ、てのは、そんなややこしい状況を作る事に加担した自分を責めてるんでしょう。
せっかく霧江と戦人に面識を持たせて互いを悪く思わない様に陰ながら努力したのに、不用意な時期に縁寿を作った所為で全て無駄。いつか真相を話すにしても、こじれた仲の冷却期間を相当置かないと無理です。真実の親子で暮らす事は難しくなってしまった訳で、責任も感じるでしょうねぇ・・・。

それにしても明日夢って何者なんでしょうか。戦人が彼女の子供じゃないなら、結果として明日夢は結婚生活12年の間に留弗夫の子供を産む事は無かった事になります。
しかも、霧江に子供が出来たから明日夢は退場した、これは自分が明日夢を殺したようなもので、自分はいつから彼女を殺していたんだろうか・・・と留弗夫は呟いてますが。この告白を素直に取れば、留弗夫は明日夢を邪魔に思っていた心当たりがあるんですよね。
戦人は留弗夫を家庭を顧みない人だったと回想してますが、縁寿は忙しいながらも子煩悩な父親だったと記憶しています。この辺の差は家庭の主・嫁が明日夢だったか霧江だったかの違いでしょう。留弗夫は明日夢のいる家庭には帰ってこなかった。何故か。留弗夫は明日夢を大事にしていない所があったから。
やっぱり明日夢と留弗夫の結婚は訳アリで、留弗夫が愛していたのは霧江だけだった、と考えた方がスッキリしそうなんですよね。EP6の霧江が「18年で嫉妬が終わった」と言っていたのは、その辺の真相を知った霧江が明日夢と戦人に嫉妬する必要がなくなったからだと思うんですけど・・・。どうなんでしょうねぇ。



紗音とベアト、今の所名無しのガァプが戦人の家出について話し合う場面。
流石に戦人が紗音と結婚するために籍を抜けたんだろー!は微笑ましすぎて笑ってしまいますが、ここでもやっぱり戸籍の話。結婚するには戸籍が必要だと語られます。
赤ん坊が崖から落ちた時に「籍がまだ無かったんだよーん」と語られた後で、「結婚するには籍が必要だよね」発言。うーん、これってやっぱり狙ってやってますかね??家具=戸籍に問題アリ、で正解なんでしょうか。


そして帰ってこない戦人。お前、いつか女の子に刺されるぞ、てのが微妙に真実味があって笑えないのでした。

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