プレイ日記再開です。休み中は夏休みを利用して沖縄に行ってきました。美ら海水族館も行きましたよー!譲治ぇ・・・・。
余談ですが、EP2冒頭で出る大水槽は上から見ると結構小さいです。見学ツアーでバックヤード?に入れるのですが、角度を変えると見える物が違う、まさに「うみねこ」だなーと思いながら見学して来ました。
さて、ここからクレルの朗読なんですが・・・・。ええと、この辺からハンパなく突っ込み所が多いので、どう書いていいものか迷ってます。
作中で突っ込み不在なのが、こうまでやり難いとは。全てに突っ込みきる事は不可能だと思うので、特に気になった部分を取り上げますね。
いくらボトルメールの中の世界とは言え、あんまりな自白ですぜ。クレルェ・・・。
1976年4月にやってきた、これから小学校にあがる使用人。これはどう考えてもゲーム盤で語られた紗音そのものです。
友人が紗音だった、とクレルは語ってますが、これはEP5夏妃とベアトの会話みたいなものだと思います。他人から見れば、ドジでのろまな6歳の女の子の紗音がいるだけ。あくまで当人の中で理想の自分(=しっかりもので人気者の紗音)を作って、それを目指して現実の自分(=ヤス)が頑張ってる、それを視覚化してるんでしょう。
そして紗音の境遇。学校と使用人の両方の生活で忙しい。まぁ、この辺は過去EPで語られた部分と同じだし、特に推理を求められた部分でもない。単純に舞台裏の話です。
問題なのは、紗音の就職が明らかに異常だった事。これはキャラ設定でも少し語られてますね。大抵は数年程度勤めて辞めていくのに、紗音だけは異常に勤続年数が長い。
戦人も1986年に紗音に再会した時、昔は使用人の子供がお手伝いをしているような・・と回想してますが、それは紗音1人が年齢的に浮いてた所為もあるんでしょう。
それを源次の配慮、まるで童話のようなロマンティックな話だとウィル・理御・ベルンは感想を言ってますが。
いやいや、そんな訳がないと思うんですけど・・・・。エーリーカー・・、突っ込んでー。
まず、19年前の赤ん坊が生きていた事。これは19年前に色々な事件があった事とEP5の脅迫電話から推測出来る事です。それはいいんですよ。
問題はその後です。源次は赤ん坊が死んだ、と金蔵に嘘の報告をした。金蔵はそれを信じた事になってますが、変じゃないですか?確か金蔵は、赤ん坊を今度こそ自分の血族として育てる為に夏妃に託した事になってた筈です。金蔵が孫であり子供である赤ん坊に愛情があったなら、死に顔も見ず埋葬にも立ち会わず、全てを源次に任せますかね?
死体に関しては替え玉を使う手もあるけど、これって事前に計画を立てた上で死体を手配できるコネでもないと、無理ですよね。転落事故はあくまで予想外の出来事の筈で、源次にそんな手配が可能だったとも思えないんですが。
逆に金蔵が死んだ赤ん坊に興味を持たなかったと仮定します。これなら虚偽の報告は可能です。しかしこの場合、金蔵が赤ん坊を連れて来た理由の方が嘘になります。今度こそ血族として迎える為云々、です。
この部分だけでも、クレルの自白って無理矢理感が満載なんですよ・・。何故だれも突っ込まないんだ。
そして九羽鳥庵のベアトリーチェには戸籍が無く、19年前の赤ん坊にも転落事故時点で戸籍がなかった。
ここでサラッと戸籍の話が出るんですよね。個人的に、家具って戸籍に問題のある人間の比喩だろうと思ってたんですが、ここで源次が言う「戸籍を与える準備」ってどんな形のモノだったんでしょうか。
母親に戸籍がなく、おそらく出生証明書もない。この場合だと、孤児院で孤児として登録→養子縁組が一番手っ取り早そうです。例によって適当な憶測ですが。
ただ、この場合だと、死なれて困るって事もないと思うんですよ。戸籍登録の前に亡くなる赤ちゃんて珍しくないだろうし。何か金蔵さんの力を使った、ウルトラCな方法で右代宮家の血縁者の戸籍でも作ろうとしてたんでしょうか。
そもそも、戸籍がないから死なれて困るって事もないだろうし。九羽鳥庵のベアトリーチェはおそらく、そのまま島に埋葬されちゃったんだろうから、子供も同じようにすればいいだけです。死なれて困る云々の話は、どうも戸籍の話を出す為に無理やり出した話のように思います。
そして個人的に気になる事ですが、赤ん坊が生まれた時期と九羽鳥庵ベアトリーチェが死んだ時期。
赤ん坊が夏妃に渡されたのは、九羽鳥庵ベアトリーチェが亡くなった後です。これは複数エピソードから推測可能です。
では、母親のベアトリーチェが亡くなったから赤ん坊は夏妃に預けられたのか?と言うと、そうでもなく。EP3で彼女は楼座に「使用人もいなくて自分1人だ」と言ってます。
これはベアトリーチェが楼座の回想で全く赤ん坊を意識していない点からも明らかです。
そして、夏妃に赤ん坊が渡された日と、楼座がベアトリーチェに会った日は、少なくとも数日以上の余白があった筈です。
楼座はベアトリーチェが事故死した後、数日金蔵の呼び出しに震えていた。
夏妃が赤ん坊を受け取ってからの数日間、楼座は旅行で不在だった。楼座の不在はEP5で明言されています。
つまり、赤ん坊は母親の生前から何故か母親と引き離されていて、しばらく空白の時間を過ごした後で夏妃に預けられた事になります。
母親が死んだのは事故で、全くの想定外だった。なのに何故赤ん坊を取り上げたのか?単純に思い付くのは母親が育児を拒否したから。金蔵との子供を愛せないベアトリーチェが拒んだから熊沢あたりが面倒を見ていた、なんてパターンですが、これは楼座の語るベアトリーチェ像に反します。無垢でヒヨコのような人だった、と語られた人物像にそぐわない悩みです。
母親と同じように軟禁するのは忍びないから、子供だけでも表に出そうとした。なんて仮定もアリですが、これも母親の意志を無視した考え方ですよねぇ・・・。そもそも九羽鳥庵ベアトリーチェに戸籍がないのも軟禁生活だったのも金蔵の責任でしょうし。
どちらにしても、九羽鳥庵ベアトリーチェは子供と金蔵に対して深い葛藤があった筈で、そんな楼座が語るような無垢なヒヨコちゃんでは居られない筈なんですが。
悲惨な境遇でも初対面の他人からはそう見えない事もある。それは重々承知してますが、これが提示された情報から推理するミステリーなら、ちょっと無理のある展開じゃないかと。
この辺が引っ掛かるので、九羽鳥庵ベアトリーチェが19男の母親って話、どうも信用し切れないんですよ。
金蔵を父親と敬愛していたのに、相手はそうじゃなかった。お茶会の回想で出てくる場面ですが、コレ、個人的には凄く嫌な予感するんですよね。
ああいう話し方をする、父親を「お父様」と呼ぶ女の子。EP6に居ましたよね。あの子、誰の雛でしたっけ?
そしてゲーム盤の理御は3歳年を誤魔化されている。嘉音と紗音は16歳です。これはそのままの意味でしょう。
そして源次が金蔵を信用出来ないから云々の話。一応全部突っ込みます。
源次は金蔵に真相を話さずにつれて来た事になってますが、福音の家の使用人は全員金蔵が面接・採用するんですよね?事情を話さず、ろくに働けない6歳児をどうやって雇わせたんでしょうか。
そして長男夫婦が不審に思って問い合わせたら、
福音の家「源次さんに聞いてください」
源次「金蔵さまに聞いてください」
金蔵「ベアトリーチェ!」
で誤魔化されたんですよね?これって3者がグルで長男夫婦を煙に巻いてるとしか見えないです。
そもそも紗音は福音の家で隔離されてたらしいですが、いくら生まれ年を誤魔化しても金蔵が福音の家に事情を問い合わせたら、本当の年齢なんてバレますよ。出資者に本当の事を言えと言われたら、いくら源次に頼まれてたって話しちゃうでしょうし。
それに源次の権限で、子供1人をずっと隔離なんて命令できるんでしょうか。
大体、金蔵が信用出来ないから親子を引き離したのに、面影が出てくる年齢になってから他人として引き合わせたら、逆に危なくないですかね・・・?親子でさえ制御効かなかったのに。
紗音本人も何も知らされてなかったんだから、特にベアトリーチェに似ないような変装をした訳じゃないだろうし。源次、何がしたいんだ。
紗音が6歳で使用人になったのは特例だった。ドジでのろまだった。同僚と上手くいって無かった。源次と南條は全ての事情を知っている。
これは本当だと思います。思うけど、その理由付けが到底納得不可能で、かなり質の悪いつくり話に見えてしょうがないです。これが真相だったら、ちょっとあんまりですよクレルさん・・・。
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