「捜査の基本は聞き込み」。では従兄組の認識するベアトリーチェは?
従兄組に戦人が不在なのは欠席しているから。
戦人がいなくても情報が揃うからか、戦人を不在にする事で核心から遠ざけたいのか。
お茶会でガシャーンしてくれたベルンカスクオリティを考えると、後者ですか?戦人の出生の話、重要情報の筈なのに本編では不自然なくらいスルーですから。
ついでに初恋の紗音ちゃんの話も、戦人目線から聞けたら面白い事が分かりそうです。
真里亞の自分の生まれについての解釈。な、何と言うか、超展開ですねぇ・・・(汗)。
私、うみねこのキャラクターの中で、真里亞って面白い存在と思うんです。母子2人暮らしで、母親から何となく邪魔にされてる。普通は健気な美少女の立ち位置なのに、そうじゃない。
真里亞って悪い意味の子供らしさも持ち合わせたキャラクターで、空気を読めない・無駄に頑固・妙に偏った賢さ加減と、実際に相手にすると面倒だろうなー、と思わせるように出来てるんですよね。
もちろん、無垢なかわいらしさ・母親を信じようとする健気さも持ち合わせていて、清濁併せ持つ、うみねこらしい人物になっているように思います。
そして真里亞とベアトリーチェの出会い。
ベアトリーチェは1人で薔薇庭園にいた真里亞の話相手になって、飴をくれた。友達になった。家でうがい・手洗いをするよう約束させた。
過去EPで提示された通り、ベアトリーチェは真里亞の境遇を憐れんで可愛がってたんでしょうね。真里亞の自分は特別だと考える驕りを窘めて、寂しさを紛らわせてあげようとしたんでしょう。
後の章で熊沢が「子供はそれぞれ適した教え方がある」と語ってます。そしてベアトリーチェは熊沢ことワルギリアのような魔女になりたかった。自分が熊沢に助けられたのと同じように、真里亞を導きたかったのかもしれません。これもベアトリーチェにとって、理想の自分の1つの姿なんでしょう。
そして真里亞の語るベアトリーチェのお茶会に参加した事があるのは誰か?
源次・熊沢・紗音・嘉音・南條の5人と真里亞。
ならば、このメンバーはゲーム盤で「魔女の手紙」が届いた時に、誰が真里亞に渡したのか見当が付いていた人達です。しかし戦人達親族が混乱している時に6人はベアトリーチェの正体について沈黙を守っています。
つまり、この6人はゲーム盤でベアトリーチェ側の人間。と結論付けて良さそうです。証言・行動について常に疑ってみる必要があります。実際、この6人を疑って良いなら、密室殺人がそもそも成立しない場面が殆どです。うみねこのトリックは心理系、この推測は合ってそうです。
そしてこの5人、金蔵の生前から金蔵の書斎へ入室を許されていたメンバーでもあります。オートロックで閉ざされたキングの城に入る事を許された5人が1986年のベアトリーチェの秘密を共有している。
はい、ここテストに出ますよ、よく考えて下さいねー。と言いたげなネタフリですなぁ・・・。
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