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当ブログは07thExpansion様の「うみねこのなく頃に」の真相を、ゆる~くまったり推理してみるファンページです。
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うみねこの登場キャラクターについて。考察で使用した情報や個人的な思い等々を書いていきます。
基本的にうみねこキャラクターは皆好きです。駄目な所、良い所含めて魅力的ですよね。

「完全無欠なコンピュータなんかに僕らはどんな用事があるっていうんだ?僕が魅力を感じるのは彼らの人間にだ」

これはうみねこに出てきた某小説の某探偵の台詞ですが、戦人達の世界もそのように構成されているかと思います。


●長男一家

個人的に1番推理の助けになったのが夏妃・蔵臼です。
EP5で「金蔵の死を隠してるグループ主犯」「ゲームスタート時点で狂言仲間じゃない」がほぼ確定したので、ベアトリーチェ側に買収された形跡のないゲーム(EP1・3全体とEP2・4序盤)では夏妃と蔵臼がいるシーンは幻想の可能性が低いと考えられるからです。

何故かと言うと、EP6で物語の裏と表の話が出て来ました。ゲーム盤の仕組みは、魔女が提示するゲーム(謎)に対して人間側が解答を提示する。魔女の提示する情報は、人間側(探偵キャラ)の見た事+魔女側の用意した探偵不在場面+赤字ですね。
探偵不在場面は所謂幻想描写なんて呼ばれるシーンで、ここが虚偽か現実に起こった事か。人間側は様々な証拠を元に推理していく事になります。
ただ、魔女の用意する場面はルールがあって、人間側の観察したシーン・結果と辻褄が合っていないといけない。
例えばEP4で霧江・朱志香は魔法で殺されるシーンが挿入されます。これは戦人が現場を見ていない事・霧江と朱志香が戦人に電話で報告した事と一致するから使用できる虚偽の場面です。
もし、例えば朱志香が電話で「紗音が銃を持ち出して私を殺そうとしてるんだぜ!助けて!!」等と戦人に言ったなら、あの場面は不成立となります。物語の裏と表が合わないのです。
霧江の金の矢の証言は、実際には鍵穴がなかったのだから、少しばかり裏表が合わなくなってる場面です。こういう事が多いと魔女側の嘘がばれ易いから良いゲームじゃないんでしょう。

さてさて。こういう観点に立つと、ベアトリーチェ(嘉音)側の意図通りの証言をしない人間のいる場面は、幻想描写を入れる余地が少ない事に気付きます。だって戦人にアリバイを聞かれた場合、実際に起こった事通りの証言をするか、自分の都合を考えた嘘証言をするかの2択ですから。
夏妃の場合、金蔵と横領に関する事は虚偽証言をするとGMベアトリーチェは知っています。だから金蔵の生死に関わる場面については幻想描写の挿入が可能です。

でも、それ以外の事となると、夏妃が積極的に嘘を付く必要はありません。
地味に効果的なのが、EP2でベアトリーチェが真里亞のマシュマロを直すシーン。あの場面直前で、紗音は客間の配膳をしています。
もし戦人がEP2の昼食後あたりの時間帯に、真里亞の会ったベアトリーチェが誰なのか追求しようとした場合。全員にアリバイを聞いて廻ると仮定すると。夏妃は客間にいた人間のアリバイを話してしまうでしょう。
もし紗音が配膳をしていなかったなら、あの場面は物語の表裏が合わないシーンとなってしまいます。夏妃に嘘をつかせる事が出来ないなら、嘘を挿入すべきシーンじゃないです。

だから紗音が客間で配膳をしていたのは本当だろうと予測できます。そして朱志香は戦人と一緒にいた。なら、ミステリー的に解くなら、マシュマロの事情を知ってる嘉音がベアトリーチェとして真里亞に会ったんだろう・・・と推理可能なんです。

フェザリーヌが「EP2までで解けるぞ」と言ってるのは、この辺の絡みもあるような気がします。

 

しかし、長男一家って良く言えば人を疑う事を知らないお人よし。悪く言えば騙されやすいです。
蔵臼・夏妃が長く生き残るEPって少ないんですけど、一貫して2人は殺人犯=外部犯のスタンスを維持してます。身内・使用人に殺人犯がいるとか、騙されてるとか、事件の最中も全く考えないんですよね。
これは娘の朱志香も同じで、戦人に心の綺麗な人を疑う事を知らないヤツだと言われてます。
19人目を演出しようとした嘉音にとって、扱いやすい人達なのは間違いないんですが、この素直さが借金の原因なんだろうなぁ・・・と思うと世の中世知辛いな、と。


●長女一家

EP1・3で長く生きてるし、怪しい行動の多い夫婦。ひぐらしの詩音ポジションかなーと思いつつ、ミスリードな気もする。推理上は扱いにくい夫婦です。

しかし仲良しですよね、この一家。個人的には絵羽が譲治の結婚に反対するの、分かる気がします。親は子供に安全で平坦な道を歩いてほしいと願うものだから。譲治の人生にとって紗音を伴侶にする事は、メリットよりもデメリットの方が大きいです。
ただ、安全確実な人生が正しいかと言うとそうでもなくて、時には困難に立ち向かう事も必要だったりするわけで。譲治はイザとなったら勘当されても紗音と結婚する!と言ってますが、ここは根性出して親を説得したら格好良いなと思います。

紗音が本当に殺人犯だとしたら、譲治は富竹2号を正式襲名してしまう訳で。それなら紗音を体を張って止めてほしいなと思うのでした。


●次男一家

ここは全員切れ者揃いで、ある意味魔女側最大の敵一家です。特に霧江。嘉音は相当警戒したんじゃないでしょうか。
実は霧江って、ゲーム盤中で唯一ベアトリーチェの正体を見抜いた事がある駒のような気がします。霧江はEP2で肖像画の女に会った際、堂々と玄関から入って来た彼女を19人目だと判断しています。
しかし霧江はコソコソ隠れる19人目なら存在しないと考える人でもあって、貴賓室から出てこない時点で彼女を疑わない訳がないのです。

実際、夜の礼拝堂でベアトリーチェが親7人に語りかけるシーン。霧江は彼女の顔をじっと見つめています。肖像画の女に会った状況から紗音ではない。全員いる場所に堂々と出てこないなら19人目の筈がない。なら、彼女は朱志香か嘉音の変装に違いない・・・・。
1度疑いの目で見れば、顔つきや体格から正体は推測可能だった筈です。空気を読んで暴露はしなかったでしょうけど。

EP7の解答編で霧江が格好良く推理するのを期待してます。ついでに留弗夫、いいかげんに戦人の秘密を話してー(笑)。


●次女一家

ひぐらしの沙都子並みに解決が難しそうな一家。正直言って、どの辺に落ち着かせるのか想像付かないです。
ここは素直にEP7を楽しみにしたいと思います。

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うみねこ考察は前回までで終了したので、ここからは蛇足です。
疑問点や作中のモチーフ・イメージ等について書いていこうと思います。

 

「ベアトリーチェは大した読書家でミステリマニア、中でも密室トリックのエキスパートだった」

EP6でラムダデルタが語った、出題編ベアトリーチェの趣味です。では何故、出題編ベアトリーチェこと嘉音は密室トリックを愛したんでしょうか。

おそらくそれは、ミステリーの密室は必ず脱出できるから。でしょうね。
長らく六件島に軟禁されてきた彼女は現状からの脱出を願っていた。そんな彼女の願望をミステリー小説は満たしてくれたんでしょう。

読書が趣味と言うのも、いかにも表で遊べない子供の趣味です。EP5でゲストハウスに原書ミステリー小説が沢山ある記述がありました。金蔵の蔵書を引っ張り出して読み漁ったんでしょう。
・・・しかし、ベアトリーチェって自分の名前のサイン、カタカナで書いてませんでしたっけ。原書のミステリー小説、読めたのか!?あるいは翻訳ものも品揃え豊富なの??でも翻訳小説って当たり外れがあって読みにくいお・・。

あと、ミステリーと言えば。戦人も推理小説が好きみたいですね。
ベアトリーチェと戦人は2人とも同じ趣味。偶然でもOKですが、ちょっと深読みすると意味深な気がします。

根拠の薄い想像ですが、ガァプのモデルって明日夢じゃないかと思ってます。
ガァプはベアトリーチェの想像上のキャラクターですが、7杭・シエスタみたいな数人1グループの括りとは微妙に位置づけが違ってます。ワルギリア・ロノウェといった、身近な人間をモデルにしたキャラクター寄りです。
イケメン好き・恋が好き・使用人じゃなくて友人寄り・ベアトにミステリーのトリックを助言するようなキャラクター。もし明日夢がベアトリーチェのお母さんだったら、こういう人じゃないかと思うのですよ。戦人の推理小説好きが明日夢の影響だったりしたら面白いな、と。


ちなみに私が1番読んだ推理物の作家は青山剛昌ですョ。真実はいつも1つ!

 戦人に碑文を解かせて当主にしよう計画が全然上手く行かないので極論にでる。
つまり親族会議に登場して全員に遺言を公開、戦人が碑文を解いた事にして遺産相続させてしまおうと取引を持ちかける。
霧江の電話も、孫世代の当主試験もみんな嘘。朱志香や譲治は本館に向かった後に「こういう作戦だから」と説明されて協力しただけ。朱志香の電話もシナリオ通り。朱志香たちは当主試験なんて受けていない。

そして戦人の前に元の姿に戻った嘉音が登場。6年前の約束を思い出させて丸く収まるはずだった。しかし恐れていた事が発覚。なんと戦人はベアトの期待した「約束」を覚えちゃいなかったのだ。
意気消沈したベアトはゲームを投げ出す。そんな事をしている間にも殺人劇は進行し、戦人以外全員全滅していたのでした・・・。
 
親族と使用人を殺したのは紗音。最後に嘉音を殺そうとしたけど、揉み合いになった結果紗音の方が死んでしまった。嘉音は武器を回収してゲーム終了まで金蔵の書斎にでも隠れてたんでしょう。
 

だいたいこんな事があったんだと思います。細部は違ってそうな気も・・・するんですけど・・・・。



しかし解答前に思いの丈をすべて吐き出す事が出来て、凄くすがすがしい気持ちです。
当たっていたらガッツポーズ、外れていたらスライディング土下座で逃げようと思います。
ここまで長文にお付き合いくださった方、ありがとうございました!長くてゴメンネ。  


  2010.8.7  エンドウ秋季

・第1の晩。

使用人が死亡している、の赤字が切られたのは全員がゲストハウスに移動してしばらく経ってから。
密室が親&南條に破られて検死された時点で6人は生きていた。密室は犠牲者役の人間が内側から施錠しただけ。検死が終わった後、南條と留弗夫が気を利かせてゲストハウスへの移動を提案(本館に残られたら死体役は困るだろうし・・・)。
ちなみに本文中に本館に残るか、ゲストハウスに移動するかで意見が分かれた。てのは記述があったりする。
本来なら、親族がゲストハウスに移動した後、死体役が上手く立ち回って儀式を進行するはずだった・・・が、紗音が源次・熊沢・郷田を殺してしまう。嘉音は殺人罪を押し付ける為に、半拘束状態で生かしておいた。
6人の死因は、源次・熊沢・郷田は他殺。金蔵は病死。嘉音・紗音は名前の切り替えによる誤魔化し。


こういう状況になったので、ゲストハウスの南條・留弗夫・譲治は芝居進行中だと思っているのに被害者は本当に死んでいる。嘉音はそれを連絡する手段がなく、これ以上狂言殺人も起こせない、と言うどうしようも無い事に。
そうこうしている内に、絵羽が碑文を解いてしまう。ある意味嘉音にとって最悪の展開になる。


・第2の晩

容疑者は絵羽か留弗夫の二択。この後の煙草の件を考慮すると絵羽犯人が最有力。
黄金の件で揉めていた楼座が外に出た事で、抜け駆けを疑った絵羽が追いかけて口論になって、誤って殺してしまう。
目撃者の真里亞を口封じに殺して逃げた。銃を回収しなかったのは気が動転していた為のミス。


・第3・4・5の晩

アリバイを偽証した絵羽が恐れたのは、偽証に気付かれて殺人が発覚する事。殺人のリスクを知っているからこそ殺人者になりたくなかった。
態と秀吉の煙草を放置する事で、アリバイ偽証に気付いた人間をおびき出す作戦にでた。霧江が引っ掛かる。
霧江は本館で秀吉と荷台→銃の交換を行った後、優位を確保した上で秀吉にアリバイを問いただすつもりだった。
しかし後から本館にやってきた絵羽が留弗夫&霧江を殺害する。第2の晩と同じミスを犯さないように銃を回収した後で秀吉が「外部犯に襲われて逃げてきた」振りをして戻るはずたった。しかし瀕死の霧江の反撃で秀吉が負傷してしまう。
秀吉の負傷を見て動転した絵羽が南條を呼ぶ為本館に戻った隙に、紗音が3人に止めを刺して杭を打った。


・第6・7の晩

多分うたた寝をしている長女夫婦を絞殺した後で東屋に捨てる。あんまり工夫はない。


この辺りで譲治が「何かがおかしい」と考えたか、又は紗音との約束を果たすために(狂言殺人に協力するため?)2階から抜け出して本館に向かう。
窓から抜け出した後に施錠したのは南條と思われる。実際に殺人が起こった事でどうしていいか困ってたんだろうなあ・・・。
本館で紗音に会った譲治は、EP2と同じように紗音に事情を打ち明けられて協力するよう求められる。
しかし譲治は紗音の目を覚まさせようと戦う。結果、ここでは譲治だけが死亡する。後で本館に戦人達が来た時、譲治は死んでいたけど紗音は死んでいなかった。


・南條殺し

赤字を抜けて生きていた紗音が南條を殺す。
譲治が死んで幸せな家庭計画は無理になったけど、それなら生き残って右代宮家を乗っ取る計画だけでも完遂しようとした。
紗音は朱志香も殺そうとしたけど、ここで紗音の拘束を逃れた嘉音が朱志香を助けて使用人室から逃亡する。

・第1の晩

被害者が実際に殺された以外はベアトの計画通りの筈だった。
まず親世代7人に金蔵の遺書を見せて狂言に協力させる。金塊を見せたのは説得力を出すため。
そして楼座以外の6人を嘘死体役にする(お腹のお菓子は傷口を隠すためのカモフラージュ。実際は切り裂かれていない)
楼座は翌朝、真里亞の手提げカバンから手紙を取り出して、「昨日魔女から真里亞が手紙を貰ったのを見た」と証言する事で密室殺人を成立させる。
実際の礼拝堂は施錠されていなかった。扉に魔方陣を描いて、昨晩からずっとフリー。施錠されていた証言は嘘。
戦人たちに死体を見せた後に楼座が施錠する事で後々の検証は不可能になって、完璧の筈だった。
多分「やすらかな死に顔だ」と戦人が思っていることから、紗音は礼拝堂の6人に薬入りのお茶でも振舞ったのでは?
6人は自然に死んでいるので、死んだ振りだと思い込んだ楼座&南條は本当に6人が死んでいるのに気付かなかった。


・第2の晩

飛び出した朱志香に、嘉音が正体を明かして狂言への協力を求める。
ここで嘉音がベアトリーチェに戻ったので「嘉音は死亡」の赤字が出る。
朱志香は戦人達が発見した時点で死んだ振り。あとで紗音が殺し直したと思われる。

・熊沢・南條殺し

使用人達が嘘を付いただけで、この時点で熊沢達は隠れている。後々紗音が殺している。

・第4・5・6の晩

狂言殺人の計画通り、紗音・譲治・郷田が夏妃の部屋で死んだ振りをして施錠する。源次は戦人達を呼びに行く役。
おそらくここで、最初に郷田を殺した紗音は譲治に「一緒に死んだ振りをして、右代宮家を自分たちの物にしよう」と持ちかけた。
でも譲治は、紗音の目を覚まさせようと口論になる。結果として2人とも相打ち状態で死んでしまった。

この後は殺人者紗音が死んだので殺人が続かない。碑文殺人終了後、殺人が起きなかったのはEP2のみ。

・第1の晩

犯人は長女夫婦。おそらく蔵臼の金蔵の金の使い込みの件で揉めての突発的犯行。本館の人間が殺されているのは口封じ?
ここで絵羽たちが殺したのは紗音以外の5人。紗音は殺されてません。
犯行を完全に誤魔化すのは難しいため、倉庫に死体をしまって施錠する事で使用人の犯行を匂わせる事が精いっぱいだったと思われる。
困ったのはベアト側。意図せず本物の殺人が起こったせいで予定していた第1の晩が実行不可能に(絵羽達の犯行と知っていたかは不明ですが)。
仕方がないので倉庫のシャッターに魔方陣を描いて碑文殺人を匂わせて碑文の解読を促す事にした。
人数合わせの為、紗音が倉庫奥で死んだ振りをする事に。紗音の顔面半壊はメイクで誤魔化した。


殺人発覚。長女夫婦は魔方陣が描かれてる事・死体が増えた事で大いに驚いただろうし、目撃者や魔方陣を描いた人間を突き止めねば・・と考える。

夏妃は外部犯を疑っているので、銃を持ち出した上で、恐らく屋敷内で一番籠城向きの金蔵の部屋に籠る口実を考えて実行に移す。
つまり金蔵(と金蔵部屋の鍵)を焼死体にして皆の前に出す事で、金蔵の部屋が犯人に開けられない事を示そうとした。
一方で使用人たちは、隙を見て紗音を園芸倉庫から助け出す。南京錠は番線カッターで切断すればOK。


・第2の晩

金蔵部屋のレシートの件で客間を出た絵羽夫婦達は魔方陣を描いた犯人を突き止めるため屋敷内に証拠を探しに行く。
(あるいは使用人が怪しいと目星がついていた?)
そしてボイラー室で夏妃の指示に従って金蔵の死体を焼こうとしていた使用人達(含紗音)と接触。
口論・喧嘩となり、使用人達が誤って絵羽夫婦を殺してしまう。
再び困った使用人たち。殺人者にはなりたくない・・・と、外部犯が絵羽夫婦&嘉音を殺して逃げた。と芝居を打つことにする。
絵羽達の発見された部屋に死体を運びこんでチェーンを切り、魔方陣を描く。


・第3・4の晩

言わずもがな。嘉音の死体は戦人は確認していない。南條の嘘検死で誤魔化しただけ。


夏妃・源次の提案で金蔵部屋に移動。しかし使用人達は凄く困っていたと思われる。
碑文殺人だって気付かれてもないし、戦人は碑文を解こうともしないし、実際に殺人を犯してしまった。
取り敢えず事前の打ち合わせ通り、魔女の手紙を出す事で金蔵部屋を追い出される&碑文解読を促す事に成功。
客間に戻って、全員集合。今後について話しあってみる。真里亞に聞かれたくない話なので「壁を向いて歌をうたってね」と言っておく。
真里亞が証言した、客間に入ってきたベアトリーチェとは変装を解いた嘉音の事。


・第5・6・7の晩

とりあえず最後まで碑文殺人を見せて碑文解読を促す事になり、電話で戦人達を呼び出す。
源次・南條・熊沢は杭が刺さった振り・死んだ振りをする。紗音・嘉音は隠れる為に客間を出る。ただし、途中で理由をつけて引き返した紗音が3人を殺した。


・夏妃殺し・・・紗音が夏妃を呼び出して殺した。

嘉音の望みを邪魔する存在として金蔵に唆されたのが紗音です。EP2序盤で紗音を誘惑したベアトリーチェは、現実世界では金蔵だった筈です。
おそらく紗音を焚きつけて譲治と恋仲にさせる事で、気の小さい紗音に将来への強い希望を持たせる。
そして不注意を装って、碑文の答えを紗音にだけ見せたんだと思います。紗音が金蔵の筆耕係なのは伏線かなと。
蝶のブローチを与えたのも金蔵で、あれは戸籍を手に入れる手段・・・なんでしょう。1つしかないので、紗音嘉音のどちらかのみ行使できる権利です。
嘉音は自分が当主になれば右代宮の力で戸籍くらい何とか出来ると思ってそうですが、紗音はそこまで考えが及んだでしょうか。
紗音がいつも頭が悪くて無教養扱いされてるのを見ると、そんな方法を思いつけたとは思えないんですよね・・・(紗音好きな人ゴメンナサイ)。

これまで家族もなく、教養も名誉も戸籍さえも無かった紗音。
彼女は碑文の答えを偶然手に入れました。親世代7人が死ねば全てを手に入れる事ができるチャンスです。
嘉音が計画している狂言殺人を利用すれば、親世代を全員殺す事が出来ます。計画を知っている使用人も殺して最後に嘉音を殺人犯に見せかけて殺せば、全ての罪を被ってくれそうです。

紗音は上手くいけば何も失わずに全てを手に入れる機会に恵まれた訳で、これはクラッとくる誘惑です。
ゲーム盤で使用人・親世代を集中的に狙って殺しているのは、こういう事情があるからと思います。


最後の爆発は、金蔵の設けた時間切れです。多分ボイラー辺りに細工をして1986年10月5日に爆発するようにしておいたんでしょう。
碑文解読の期限を決めておけば、1986年の親族会議に紗音嘉音が動く事を予測できます。

多分、07151129と碑文の解答を合わせれば、九羽鳥庵に避難できるように作ってあるんでしょう。
金蔵の仕掛けたゲームに嘉音が勝利する条件は、戦人が碑文を解く事・紗音を説得して止める事・九羽鳥庵に避難して爆発から逃げる事。
この3つで、確かにゲームを終わらせる鍵は戦人に握られている事が分かります。金蔵の設けた嘉音の婿のハードルは、限りなく高かったのでした。

魔女を殺す事は、金蔵の生み出した幻想を壊す事。嘉音の望みは、ただの自分になる事でした。
EP8でこの辺の条件をクリアしてハッピーエンドになるんだと思うんですけど、どうでしょうか??


最後に各EPの個別トリック・解答を載せて終わりにします。しかしEP1は上手くロジックが作れないんですよね。逆にEP2・3は割ときれいに纏まるんだけど・・・。

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