ＥＰ７再プレイ日記～サロ共和国・海から来た魔女

初代ベアトリーチェ。ベアトリーチェ・カスティリオーニはイタリアの名門の娘さん。いやぁ、可愛いですねえ。金蔵との年の差を考えるとアレですけど。

初代ベアトリーチェは親しい人間にビーチェと呼ばれていた。出題編の１９８６年ベアトリーチェはＥＰ２で自分をベアトと呼んで欲しいと言ってます。ついでにＥＰ３でベアトリーチェを継承した後、凄く嬉しそうに新しい名前を付けて欲しいと頼んでますよね。
この辺を考えると、やっぱり１９８６年のベアトリーチェは金蔵に代用品として扱われた経験がありそうです。他人の面影を強制されるのが苦痛だったから、戦人には本当の自分を見て欲しかったんじゃないでしょうか。名前は個人を確立する、簡単で重要な要素ですから。



そして、ビーチェにとって金蔵は「友人」と。・・・・彼女、天然か？


そして潜水艦の着いた入江は九羽鳥庵側。ふむふむ。
１０トンの黄金って、体積はどの程度あるんでしょうか。黄金部屋は本館側ですけど、あの部屋に１０トン全部入るのかなぁ、と。
少なくともイタリア軍が潜水艦からおろした当初に２キロ近く移動させたとは思えないし、屋敷を建てた時に誰かに手伝わせて移動させたとも思えない。そんな事があれば噂になっただろうし。
何となく、黄金部屋にあるのは見せ金の一部で、大半は九羽鳥庵の地下あたりに残ってる気がします。そう考えた方がＥＰ４で絵羽が右代宮家を復興させた資金源に説明が付きやすいので。


そして黄金。それを巡る争い。
本音と立て前が交錯する様は１９８６年の六件島と全く同じ。金が絡むと、いつの時代もやる事は同じ。殺して埋めれば誤魔化せますって・・・オイオイ。
本編では海の近くに荷上げして、その後の処置を巡って議論してる内に争った事になってますが。その後、日本軍が来た時に水際に黄金が存在した事実は無い訳で、この辺は金蔵の都合のいい作り話・・・なんでしょう。お茶会のハラワタが、恐らく本当にあった事で。日本軍とイタリア軍は協定を結んで、少なくとも地下道の見つからない場所に黄金を隠した。金蔵が黄金の横取りを囁いて不和を起こし、全滅した。
ＥＰ４の当主試験で、金蔵はためらい無く自分と愛する人の命を選べたと言ってますから。黄金を手に入れる事。ベアトリーチェを手に入れる事。２つを一度に手に入れるチャンスを逃さず実行した、と言う事でしょう。


そして金蔵とベアトリーチェが生き残って、彼女の怪我を見たのが南條。欲深な医者・・・やっぱりそうなんだでしょうねぇ・・・。金蔵の死亡隠匿に協力した時点で黒いんですが、南條先生は良い人であってほしかった。


「私をさらって云々」は、完璧に嘘ですね。ベアトリーチェは過去話で、金蔵に求愛されたけど拒んだせいで閉じ込められた云々・・・と何度も語ってます。金蔵がベアトリーチェをあくまで愛人として扱ったのが何よりの証拠です。
仮に金蔵とベアトリーチェが愛し合っていたなら、金蔵は奥さんと離婚してベアトリーチェを新しい生活を始めたんじゃないでしょうか。当時の奥さんと結婚を継続しなきゃいけない理由もなかったでしょうし。
それをしなかったのは、ベアトリーチェを表に出せない理由があったから。一方的な軟禁だったからかと。

出産で云々、の話もちょっと怪しくて、時系列的には出産後しばらくベアトリーチェは生きてた筈なんですが・・。
この辺はちょっと分からないですね。ベアトリーチェにその気がなくとも金蔵が無理に手籠めにして妊娠させた可能性もあるし。
個人的には、潜水艦の乗務員にベアトリーチェの恋人が居て、九羽鳥庵ベアトリーチェはその彼との間に出来た子供説を推したいです。
単に近親相姦ネタを避けたいから、ですけどネ。


そして双頭の鷲・・・ってハプスブルグ家でしたっけ？鷲のマークってヨーロッパに多いんですね、知らなかったです。


義理がたく、肝っ玉の据わった南條。ゲーム盤でも嘘付きまくってますからね。これが曲者なんだけど。


何はともあれ、黄金の出所と地下通路の秘密は本当でしょう。段々外堀が埋まって来ました。
しかし話を聞けば聞くほど、惨劇の仕掛け人は金蔵ですよねぇ。